上海市:バス会社職員ストライキ、勤務条件悪化に抗議

【大紀元日本11月30日】12月1日より五汽バス会社との合併が決まっている上海不夜城バスは、合併後の勤務条件を不服として、27日からストライキに入っている。事前に知らされていなかった一部の乗客がストライキの影響を受けた。

海外中国語ウェブサイト、博訊(ボシュン)によると、合併する五汽バス会社の賃金は元々比較的低かった上に、吸収される不夜城バス会社では、勤務体系が契約社員に変わるため、職員間で不安が広がった。不夜城側の運転手と車掌はこれまでに何度も経営陣と交渉を行ってきたが、双方が譲歩しないまま合併の日を迎えようとしている。

今回は、不夜城バスが走る4つの路線すべてでストライキが行われた。事前に知らせを受けていなかった一部の乗客が、バスを1時間以上待つなどのトラブルも生じた。上海当局では、緊急に他の路線からバスを調達し、利用客の対応にあたった。

(翻訳編集・余靜)
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