【評論】最終ターゲットは江沢民か 混迷する中国政局の今後 前半
【大紀元日本3月24日】2月7日に起きた重慶市元公安局長王立軍氏の米総領事館駆け込み事件を発端に、中国の政治情勢は今、混迷を極めている。王立軍氏に続き、最高指導部入りを目指す同市トップの薄煕来氏が解任され、そして周永康政治局常務委員の失脚も取りざたされ、まさにドミノ倒しが起きている。事態はどこまで進むのか、現指導部の思惑について、本紙コラムニスト・夏小強が解説する。
重慶市共産党委員会の薄煕来書記が最高指導部から解任された。様々な兆候から、国外の評論家は、胡錦濤国家主席と温家宝首相が次に政権から排除しようとするのは、中共中央政治局の常務委員で中央政法委員会の周永康書記だと見ている。しかし私は、周永康氏よりも、江沢民元総書記のほうが(排除される)可能性はずっと高いと見ている。
関連記事
台北市中心部で27歳男が煙幕弾投げ入れ、無差別に刃物襲撃。台北駅から百貨店内へ逃走し、3人死亡、6人負傷。容疑者は包囲され6階から転落死。警察が計画的犯行疑い捜査中
中国で外国籍を取得しながら中国の戸籍を保持する人に対し、入出国時に戸籍抹消や入国拒否を求める動きが広がっている。専門家は、人口管理や社会保障、将来の有事対応など、複数の狙いが背景にあるとみている
香港の著名な民主活動家・黎智英(ジミー・ライ)氏に有罪判決。「香港は死んだ」と中国の民主活動家・王丹氏は語った。量刑次第では「事実上の死刑」になる可能性も。
台湾が「日本ホタテ最大の購入国」を目指す。中国の禁輸で打撃を受ける日本を、消費という形で支えようとする動きだ。かつて助けられたいま、台湾からの静かな恩返しが広がっている。
EUがXに対し、約1億4千万ドルの制裁金を科したことを受け、アメリカ政府が強く反発している。米通商代表部は12 […]