大紀元時報

多くの人が不足 マグネシウムで関節炎が緩和の可能性

2019年09月07日 21時44分
Megan Betteridge/Shutterstock
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マグネシウムは一般的なミネラルであるが、かなり多くの人に不足している。

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既に関節炎の人やその症状が進行するリスクのある人であれば、十分にマグネシウムを摂ることで関節炎の緩和につながる可能性がある。何故ならマグネシウムは炎症のプロセスを活性化させる細胞を調節するからである。一般的な関節炎として変形性関節症と関節リウマチが挙げられるが、それらの特徴の一つが炎症である。

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変形性関節症は関節の骨の端の保護軟骨がすり減ることで発症する。この関節症は古典的に炎症を伴うとみられていないが、最近の研究で炎症が確かに重大な役割を担っていて、対処する必要があることを示唆している。

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関節リウマチは慢性的なもので、典型的には関節の炎症の進行により指や足、膝、手首が固まり、痛みを伴う変形を生じる。

マグネシウムと変形性関節症

1626人の成人(40歳から83歳まで)を対象に実施した研究によると、人々が消費するマグネシウム量が変形性関節症(OA)に影響を与えることは明らかとなっている。対象者の25.2%が膝にOAが診られた。膝のOAの進行に関する相対オッズはマグネシウムの摂取量が少ないと大きくなった。同時にOAに特徴的な関節腔の狭まり量はマグネシウム摂取量が少ないと同じように低下した。この研究で“膝のOAの予防にMg[マグネシウム]が役立つ可能性があることを示唆している”と結論づけた。

ラットでの実験ではマグネシウムがOAの進行を遅らせることを示している。硫酸マグネシウムをラットの関節に注入したところ、痛みと炎症の軽減がみられた。さらに、マグネシウムが軟骨細胞の減少を抑制することで症状の進行を遅らせることが分かった。
関節リウマチの患者はよくマグネシウムが不足する。アルバニー医科大学の研究でマグネシウム、ビタミンB6、そして亜鉛の欠乏により関節リウマチが悪化することが明らかとなった。

関節炎ケアのためのマグネシウム

国立保健研究機構はマグネシウムを一日に女性では320mg、男性では420㎎摂取するよう推奨している。マグネシウムの専門家であるキャロリン・ディーン医師(自然療法医)は栄養マグネシウム協会の医学諮問委員会の委員でもある。彼女は700㎎を摂取するよう推奨しているが、食物からその量を摂取するのは難しいため、一般的にサプリメントが必要になってくる。

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その簡単な摂取方法は、クエン酸マグネシウム粉末入りの水を持ち歩くことである。

ディーン医師によると“マグネシウムはカルシウム吸収を助ける自然解毒剤で、関節炎の症状と原因となる軟部組織沈着が起こらないようにカルシウムを遊離させる。”彼女はピコメートルサイズのクエン酸マグネシウムかサプリメントがカルシウム吸収を促進することから推奨している。

クエン酸マグネシウム粉末やその他サプリメントを摂取する前に適切な量を判断するため医師に相談してください。血液中のマグネシウム量を知るのに検査したい方もいるかもしれません。その場合は標準的な血清血液検査ではなく、マグネシウムRBC(赤血球)試験を依頼してください。それは赤血球内のマグネシウム量を診るためのもので、より精度が高いです。

関節炎を有する若しくはその他治療を受けている心臓疾患や腎臓疾患,糖尿病患者はマグネシウムの摂取を始める前に医療従事者に相談しなければなりません。この記事はNaturallySavvy.comで掲載されたものです。

(大紀元日本ウェブ編集部)

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