安倍首相が国連総会で演説、サウジ攻撃は「卑劣極まる犯罪」と非難

[東京 25日 ロイター] – 訪米中の安倍晋三首相は24日(日本時間25日)、国連総会の一般討論演説で、サウジアラビアの石油施設への攻撃を非難した。犯行主体については明言を避けつつ、イランについても触れた。また、途上国での女性を中心とした教育の重要性を強調し、日本としてアフリカ・アジアで支援する方針を改めて示した。

安倍首相は「中東情勢への懸念を共有する。サウジアラビアの石油施設への攻撃は、国際経済秩序を人質にする卑劣極まる犯罪だった」と発言。犯行の主体について直接言及は避けつつ、「大国イランに、その豊かな歴史からする叡智に基づく行動を求めることは、私の変わらぬ役割」とも述べた。

北朝鮮に関連し「トランプ大統領のアプローチを支持する。わたし自身、条件をつけずに金正恩委員長と直接向き合う決意」とし、「拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、国交正常化を実現するのが不変の目標」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ大統領はホルムズ海峡への米海軍による封鎖を継続すると表明
「これら女性たちの釈放を強く望む」とトランプ大統領は述べた
4月20日に始まった米比合同軍事演習は、参加国が過去最多となり、日本の自衛隊も初めて正式参加。専門家は、今回の演習は、中共を封じ込める動きが世界的な流れになっていることを示すとともに、日本の関与の拡大が中共への警告になっていると指摘
韓国高官の発言が波紋を呼び、米国が対韓情報提供を一部停止。これまで日量約100ページ規模で共有していた北朝鮮に関する情報が止まり、両国の安全保障協力に影響が出ると懸念している
イラン国旗を掲げたコンテナ船「トゥスカ」が4月20日に米軍に乗り込まれ拿捕された。船内には米側が軍民両用と判断する物品が積載されている可能性があるという。同船はイランへ向かう前、中国・珠海の港湾に複数回寄港していた