サウジ国王が米大統領と会談、公平なパレスチナ問題の解決主張

[カイロ 7日 ロイター] – サウジアラビアの国営通信社によると、サルマン国王はトランプ米大統領と電話会談を行い、公平で恒久的なパレスチナ問題の解決を望むと述べた。それがサウジが提案した「アラブ和平構想」の主な出発点との認識を示した。

先月イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)が国交正常化で合意したことを受け、電話会談が行われた。

サルマン国王は米国の和平努力に謝意を示す一方、サウジは2002年の和平提案に基づいたパレスチナ問題の公平および恒久的な解決を望むと述べた。

アラブ連盟は2002年、サウジの提案に基づき、イスラエルとの国交正常化の条件として、パレスチナ国家の樹立と、イスラエルが1967年の第3次中東戦争で占領したパレスチナの地から全面撤退することを主張した。

サウジは公式にはイスラエルの存在を認めていない。

 

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