トルコ外務省、中国大使呼び抗議 90年のウイグル弾圧巡り
[アンカラ 6日 ロイター] – トルコ外務省は6日、約30年前の中国によるウイグル人弾圧を批判するトルコ野党指導者らの発言を巡り中国大使館が非難する声明を出したことを受け、同国の劉少賓・駐トルコ大使を呼んで抗議した。
優良党のメラル・アクシェネル党首はツイッターへの投稿で、中国当局による迫害に沈黙を続けることはないと発言。また、首都アンカラのマンスール・ヤワシュ市長は、1990年の「大虐殺の痛みを今でも感じている」と述べた。
これを受け、中国大使館は「中国の主権と領土的一体性に対する挑戦に断固として反対し、これを強く非難する。中国は対応するための正当な権利を保持する」とする声明をツイートした。
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