「米の浸し水」は捨てずに利用を。血糖値と血中脂肪を下げる効果があります。(Shutterstock)

「お米の浸し水」捨てずに利用を 血糖値を下げてダイエットも

家庭でご飯を炊く、あるいは豆料理をする際には、米や豆をさっと洗って汚れを流した後、しばらく水に浸しておきます。その「浸し水」は捨てずに、ぜひ利用しましょう。そのほか、血糖値を下げ、ダイエット効果もある5種類の「飲み物」をご紹介します。

中国河南省安陽市にある安陽市腫瘤医院放射線医療科の劉維鵬医師は、血糖値を下げ、ダイエット効果も期待できるとして、次の5種類の「飲み物」を活用することを薦めています。その5種類とは、米の浸し水、白湯(さゆ)、コーヒー、普洱茶(プーアル茶)、クコ茶です。いずれも日常生活の中でよく見られるものばかりですが、すぐれた健康効果を備えています。

通常ならば、ご飯を炊く際に、しばらく米を浸した水は捨てて、新しく注いだ水で炊きます。そうすることによって、ご飯の口当たりも良くなりますし、米や豆のなかにあるフィチン酸、タンニン、シュウ酸、アントシアニジンなどの、栄養の吸収を妨げる物質である「抗栄養成分」をある程度、流すことができます。

しかし、糖尿病患者にとって、例えば「米の浸し水」などは、捨てるのは惜しい有益なものなのです。そのような米や豆の抗栄養成分には「抗酸化作用」という保健効果もあり、フィチン酸やタンニンなどは、ある一定の程度ですが、血糖値を下げたり、血中脂肪の上昇を抑制するはたらきがあると言われています。また、アントシアニジンも抗酸化物質であるため、糖尿病患者が併発しやすい血管関係の疾病の発症を抑えるはたらきがあります。

糖尿病患者である方は、消化機能に不調がない限り、ぜひ「米の浸し水」を捨てないで、そのまま炊飯、またはお粥を炊くなどに利用してください。

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