米FDA、中国企業の一部注射器の使用停止を勧告 品質懸念で

[20日 ロイター] – 米食品医薬品局(FDA)は20日、医療機関に対し、中国の医療機器メーカーである広東海鴎医療器械(HAIOU)が製造した一部の注射器と針の使用を停止するよう要請した。安全上の懸念が理由。

ロイターが取材した薬剤師によると、これらの注射器はファイザー/ビオンテックの新型コロナウイルスワクチン向けに出荷されたものという。

FDAの報道官は、3月22日時点でこれらの注射器は新型コロナワクチンの接種キットとしての出荷が停止されていると説明。その上で、使用停止によって接種に遅れが出ることはないとの見方を示した。

注射器から針が外れて接種後に患者の腕に刺さるなどの品質上の問題が報告されている。

関連記事
4月29日、テキサス大学オースティン校にテントを張っていた親パレスチナ派デモ参加者を、警察当局が逮捕し始めた。
米国とフィリピンが、南シナ海で初めて肩を並べて行った共同軍事演習の最中、4月30日に中共の海警船が、同海域でフィリピンの船舶に再度危険な干渉を行(おこな)った。中共は以前から、南シナ海でフィリピンの船舶に対して干渉を繰り返し、国際社会から批判を受けている。
今年11月に迫る米大統領選で勝利した場合、トランプ氏は数百万人の不法移民の強制送還や中国製品の関税強化、議会議事堂事件で起訴された人々の恩赦を行うと米誌タイムのインタビューで語った。
米国連邦大法院で、ドナルド・トランプ前大統領に対して一定レベルの免責特権は適用可能かもしれないという前向きな解釈が出た。これは、任期中に適用された容疑に関して「絶対的な免責特権」を要求していたトランプ側の主張に対して懐疑的だった従来の立場から少し緩和されたものだ。
北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。