7月13日、加藤勝信官房長官は会見で、国税庁職員が飲酒を伴う会食に参加して7人が新型コロナウイルスに感染したことに対し、誠に遺憾であるとの見解を示した。写真は2019年9月、都内で撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

国税庁職員7人が飲酒伴う会食でコロナ感染、「誠に遺憾」=官房長官

[東京 13日 ロイター] – 加藤勝信官房長官は13日午後の会見で、国税庁職員が飲酒を伴う会食に参加して7人が新型コロナウイルスに感染したことに対し、誠に遺憾であるとの見解を示した。

加藤官房長官は、概要を承知しているとした上で「まん延防止等重点措置の下で、国民のみなさまにお願いしている自粛措置の内容に反する形で会食に参加したことは、誠に遺憾である」と指摘。「国税庁に対し、適切に対応するよう指示した」と語った。

テレビ朝日などの報道によると、国税庁は13日に緊急の会見を行い、10日から12日までの間に課税部に所属する20代から40代の男女職員の計7人が新型コロナウイルスに感染していることが分かったと公表。7人は、それぞれ送別会などの目的で3人ないし4人で集まり、飲酒を伴う会食に参加していた。中には、午後10時ごろまで参加していたケースもあったという。

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