7月19日 ベトナム当局によると、首都ハノイは市民に対し、19日から自宅に滞在するよう求めるとともに、不要不急のサービスの全面停止を命令した。写真は5月31日、ハノイで撮影(2021年 ロイター/Thanh Hue)

ベトナム、ハノイ市でコロナ規制強化 新たなクラスター発生で

[ハノイ 18日 ロイター] – ベトナム当局によると、首都ハノイは市民に対し、19日から自宅に滞在するよう求めるとともに、不要不急のサービスの全面停止を命令した。ここ数日間に新型コロナウイルスの感染者集団(クラスター)が発生しているためという。

市は既に、飲食店の屋内サービス停止のほか、サロン、ジムなどの閉鎖を指示。感染が深刻な南部地域との鉄道・バスの往来を停止している。

5月以来の感染者数は、全土では5万人を超えているのに対しハノイでは400人超にとどまっているが、当局は新たな感染流行が見つかったことから、市内の一部地区で既に規制を発動している。

ベトナムは、的を絞った一斉検査や厳格な接触追跡、国境制限と隔離措置により、これまでは感染者数を比較的少なく抑えてきた。しかしここ数週間は新たにクラスターが発生し、保健当局者の間に懸念が浮上している。

グエン・タイン・ロン保健相は18日に行われた新型コロナの予防会議で、「今回の流行はこれまでとは違う。さらに悪い、最悪のシナリオに備えている」と述べた。

関連記事
新しく就任した米軍のインド太平洋軍司令官、パパロ上将は5月3日、ハワイで開催された司令官交代式において、中共によるインド太平洋地域への侵略と影響力の拡大を「違法であり、脅迫や挑発、欺瞞を伴う行為」と指摘した。
5月2日に開催された、米連邦議会上院軍事委員会の公聴会では、「世界の脅威」について議論され、ヘインズ総監は中共とロシアの秘密協力が政治、経済、軍事、技術の各分野に及び、特に台湾問題にも大きな影響を与えていると述べ。
ロシア当局は中国共産党と歩みを揃え、自国内で信仰への弾圧を強めている。モスクワ市トゥシンスキー地区裁判所は4日、法輪功学習者であるナタリヤ・ミネンコワ氏(46)について、2カ月間の拘留を命じた。
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。
フランスで、中国共産党の海外警察組織が反体制者を中国へ強制送還しようとする事件が発生した。 駐仏中国大使館の職 […]