レバノン・ヒズボラがイスラエルにロケット弾数十発、報復連鎖に

[テルアヒブ/ベイルート 6日 ロイター] – 親イランのイスラム教シーア派組織ヒズボラは6日、イスラエル軍が5日にレバノン南部に実施した空爆の報復として、イスラエルに向け数十発のロケット弾を発射したと発表した。これを受け、イスラエル軍も報復としてレバノンに砲撃。死傷者は出ていないが、イランを巡り緊張が高まる中、国境付近での報復連鎖が続いている。

ヒズボラは、さらなる激化を避けるためにイスラエル軍の拠点に近い空き地を標的にしたと表明。イスラエル側も戦争の用意はあるが、本格的な戦争に発展することは望んでいないとした。

イスラエル軍の報道官は「われわれの理解では、ヒズボラは状況激化を避けるため意図的に空き地を狙った」と述べた。

イスラエル軍は4日、レバノンからイスラエルに向けロケット弾3発が発射され、そのうち2発がイスラエル領内に到達したと発表。犯行声明はなかったが、軍は5日未明、発射場所となったレバノン南部の地域に空爆を実施したとの声明を出した。

関連記事
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。
中国共産党(中共)がロシアに供給する半導体などのハイテク製品のサプライチェーンにおいて、香港が重要なリンクになっていることを示す証拠は大量にある。2022年2月24日、ロシアがウクライナへの本格的な軍事侵攻を開始して以来、香港で「ロシア」を社名に含む新規登録企業が急増した。
4月29日、テキサス大学オースティン校にテントを張っていた親パレスチナ派デモ参加者を、警察当局が逮捕し始めた。
米国とフィリピンが、南シナ海で初めて肩を並べて行った共同軍事演習の最中、4月30日に中共の海警船が、同海域でフィリピンの船舶に再度危険な干渉を行(おこな)った。中共は以前から、南シナ海でフィリピンの船舶に対して干渉を繰り返し、国際社会から批判を受けている。
今年11月に迫る米大統領選で勝利した場合、トランプ氏は数百万人の不法移民の強制送還や中国製品の関税強化、議会議事堂事件で起訴された人々の恩赦を行うと米誌タイムのインタビューで語った。