8月24日、アフガニスタンの全権を掌握したイスラム主義組織タリバンのザビフラ・ムジャヒド報道官は、米国が31日に設定した駐留米軍撤退期限の延長にタリバンは合意していないと述べ、アフガニスタンからの退避をそれまでに完了するよう求めた。写真は8月17日、アフガニスタンの首都カブールで記者会見する ムジャヒド報道官(2021年 ロイター)

タリバン、駐留米軍撤退期限の延長に合意せず=報道官

[24日 ロイター] – アフガニスタンの全権を掌握したイスラム主義組織タリバンのザビフラ・ムジャヒド報道官は24日、米国が31日に設定した駐留米軍撤退期限の延長にタリバンは合意していないと述べ、アフガニスタンからの退避をそれまでに完了するよう求めた。

ムジャヒド報道官は記者会見で、「安全を保証する」とし、首都カブールの空港に国外退避を求めて集まっている人達に帰宅するよう呼び掛けた。

また「われわれは過去のことは全て忘れた」とし、タリバンが報復しようとしている人物のリストは存在しないと述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
イタリア当局は、人道支援の名目で集めた寄付金の7割以上をテロ組織ハマスへ流用したとして、慈善団体関係者ら9人を逮捕。メローニ首相はテロ資金源の解体を高く評価した
大谷翔平がタイム誌の表紙を飾った。タイム誌は、大谷を「2025年を象徴する二刀流レジェンド」と位置づけ、表紙に起用した。これは、単なる一流アスリートではなく「時代の顔」として選ばれたことを意味する
台湾立法院は26日、野党・国民党および民衆党が提出した頼清徳総統に対する弾劾案について、来年5月19日に全院委員会での審査および総統本人の招致を行うと決めた。仮に頼清徳総統が弾劾された場合、日本にも大きな影響が出る可能性もある
台湾を訪問している自民党の河野太郎元外相らが26日、頼清徳総統と会談した。河野氏の訪中は11年ぶり。
トランプ米大統領は12月25日、ナイジェリア北西部で活動する過激派組織「イスラム国(ISIS)」を標的とした「強力かつ致命的な攻撃」を実施したと発表。米国防総省の報道官は本紙に対し、今回の攻撃についてナイジェリア政府の承認を得て実施されたものだと語った。