米ベストセラー作家、神韻公演を称賛「歴史に残る傑作」

10月9日夜、米ベストセラー作家であるデイヴィッド・ウエスト・レイノルズ(David West Reynolds)博士が、ケンタッキー州ルイビル市のケンタッキー芸術センターのホイットニーホールで神韻芸術団(以下、神韻)の壮大な公演を体験できたことに感謝の意を表した。

レイノルズ博士は、スター・ウォーズの権威的存在として、ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー1位の同映画の解説書を監修した。作家であると同時に、ローマ・エジプト文化の考古学者でもあり、歴史書、考古学書などを執筆している。

レイノルズ博士は大紀元のインタビューで、「考古学者として、私は何千年もの時を超えた視点から文化を見ています。今は、文化やメディア、人と人との接し方など、多くの古き良きものが破壊された時代です。しかし、神韻は人類文明の最良の要素を取り戻そうとしています」と語った。

神韻の公演で表現された文化的要素については、同氏は「中国文明はかつて強大な力を持っていましたが、その栄光の多くは歴史の中で失われてしまいました。しかし、受け継がれてきた美しさもあり、神韻はその美しさの多くを手遅れになる前に救い出しました」と話した。

「神韻は、あらゆる面で私たちの可能性を示しています。人々は、希望を見たからこそ、悲劇に圧倒されないのです。そして、この力強い希望の表現は、感謝に値するものです。また、このパフォーマンスを通して、私は古代の伝統や価値観が、現代社会のこの困難な時期を乗り越える助けになると確信しました」

同氏は、新型コロナウイルスが人々を孤立させている今、神韻を鑑賞することで久しぶりに温かさを感じ取ったと語った。同氏は、「この場でほかの観客と一緒に、人間味あふれるパフォーマンスを見ていると、久しぶりの温もりを感じました。この心温まる方法で希望、思いやり、美徳を広めるのは、高貴で力強いことです」と感慨深げに語った。

レイノルズ氏は、神韻の芸術監督に敬意を表した。「彼の作品を見た瞬間、畏敬の念を抱きました。彼の作品を歴史書で読むのではなく、実際に鑑賞できる時代に生きていることを嬉しく思います。この公演は、史上最高の名作として歴史に残ると信じています」と賛辞を並べた。

インタビューの最後に、同氏は「(鑑賞することができて)大変光栄に思っています。素敵な時間を過ごしました」と満足げに語った。

神韻芸術団は、2006年に米ニューヨークで設立された。毎年、演目を一新して世界各地で巡回公演を行い、今年で15年になる。神韻の公演は、中国の古典舞踊や音楽を用い、失われた中国の伝統文化を再現している。

(翻訳・王君宜)