中国市民ジャーナリストの張展氏(スクリーンショット)

拘束中の市民記者・張展氏 ハンストで「衰弱」 家族らは早期釈放求める

昨年、中国武漢市での中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染実態をネット上に投稿したことで当局に懲役刑を言い渡された女性市民ジャーナリスト・張展氏(37)は、収監先の刑務所でハンガーストライキを続けている。家族は、張氏が現在、衰弱していると明かし、当局に対して早期釈放を求めている。

英国在住の中国民主化活動家・王剣虹氏は10月30日、フェイスブック上で、前日に行った張展氏の母親とのビデオ通話を公開した。張氏の母親は、同氏の体がさらに弱くなり、「歩くとき、人に支えてもらわなければならなくなった。話すときには頭を上げる力すらない。今すぐ、病院で治療を受けないと、命が危ない」と話した。

張展氏の兄、張挙氏もツイッターに中国語と英語でツイートした。同氏によれば、身長177センチの張展氏の体重は現在40キロにも満たない。「彼女がこの冬を乗り越えられるかはわからない。妹のことを永遠に覚えていてほしい」と張挙氏は書き込んだ。

▶ 続きを読む
関連記事
習近平の健康状態をめぐり再び注目が集まっている。米メディアは、訪米時に中国側が5時間の休憩時間や専用休憩室を求め、歩行距離や立っていられる時間まで考慮して日程を組んだと報じた
中国共産党の機関紙が10日連続で中国経済に関する署名記事を掲載した。内需や消費の弱さを認める一方、分析では「9・29」景気刺激策の効果は限定的で、短期的な大規模追加策の可能性も低いとの見方が出ている
サクランボの木が大量に枯れた。原因を追及した農家だけでなく、助けた弁護士や記者まで拘束。中国・大連で何が起きているのか
中国で銀行再編が加速している。2025年には670を超える銀行が閉鎖され、銀行数は4年間で23%減少。不動産不況や低金利、デフレに加え、3兆ドル規模ともされる「隠れ不良債権」が地方銀行の経営を圧迫
米FBIが、中国政府の指示を受けて情報収集を行っていた疑いのある女を逮捕。監視対象は台湾・頼清徳総統の息子とその家族。自宅や車を撮影し、中国側に情報を報告していたという