「マイナスカロリー」食品のカロリーは、マイナスではありません。(Shutterstock)

「マイナスカロリー」食品は幻想である

セロリなどの食品は「マイナスカロリー」、つまり、体に与えるエネルギーよりも消化に必要なエネルギーの方が多いと聞いたことがある人も多いでしょう。本当にそうなのでしょうか? 独立系事実確認プラットフォーム「Metafact.io」の複数の専門家によると、これは虚偽であるとのことです。

デ・モントフォート大学の栄養士、ルイーズ・ダンフォードさんは、「マイナスカロリー食品の理論は、ある食品は、体が消化・吸収するのに必要なカロリー(熱量)よりも少ないカロリーを含んでいるということです。これは合理的に聞こえるかもしれませんが、実際には、セロリのような低カロリーの食品でさえ、体がセロリを分解して吸収するのに必要なカロリーよりも多くのカロリーを含んでいるのです」と語りました。

セロリ、グレープフルーツ、トマト、キュウリ、ブロッコリー、レタス、ニンジンなど、多くの食品が「マイナスカロリー」食品に分類されます。

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