訓練を行う台湾陸軍。2018年1月30日撮影(Photo credit should read MANDY CHENG/AFP via Getty Images)

台湾最高裁、退役将校に懲役4年の判決 中共のスパイ工作に関与

中国共産党のスパイ工作に関わる台湾退役将校が、現役将校を取り込もうとした事件で、台湾の最高法院(最高裁)は3日、懲役4年の判決を言い渡した。

刑が確定したのは、台湾国防部(防衛省)に勤務していた杜永心・元中佐。1994年2月に除隊し、中国本土に渡り商業に携わっていたが、中国共産党中央軍事委員会政治工作部にリクルートされ台湾で工作活動を行っていた。

2011年、杜永心は台湾陸軍のある現役将校(中佐)に接近した。中佐の結婚や新車購入などの際に現金や高級茶葉、酒類を贈り、中国旅行に招待するなどした。また、中佐が除隊後に中国で就職できるよう斡旋すると話し、スパイとして取り込むことを試みた。

▶ 続きを読む
関連記事
昨年11月、高市早苗首相が「台湾有事論」を表明して以降、日中関係は急速に悪化した。日本メディアの調査によれば、中国の複数の大学が「国が認めていない」との理由で相次いで訪日交換留学プログラムを取り消しており、学生の中には「悲しくて一晩中眠れなかった」と訴える者もいる
ホルムズ海峡の混乱により、世界の注目は紅海の入り口「バブ・エル・マンデブ海峡」へ。ジブチで隣接する米中両軍の基地を比較し、輸送ルートの支配権を巡る現状を解説。米国の圧倒的優位と中国の弱点を解き明かす
中国の動物園放送が話題。「その金は自分に使え」一言が刺さる。動物は安全な食事なのに人間は…笑えない現実
中国湖南省瀏陽市の花火工場で5月4日、大規模な爆発事故が発生した。当局は当初、26人死亡、61人負傷と発表していた。一方、現場映像や関係者の証言が相次いで伝えられるなか、実際の被害は公式発表を上回るのではないかとの疑念も広がっている
中国の不動産大手「万科」が2兆円の赤字。養豚事業まで売却へ…