アメリカ人パイロットのジェリー・ジョンソン氏は、午後のフライトの方が揺れが大きいことを明かしています。写真は飛行中の飛行機です。(Shutterstock)

飛行機に乗るのに最も快適な時間帯は?パイロットが解答

飛行機で遠距離を旅行する場合、より快適で、自分の旅程に合ったフライトを選択したいものです。アメリカのパイロットたちの話によると、一日のうちで飛行機が揺れにくい時間帯というのがあるそうです。揺れなどにストレスを感じやすい人は、この時間帯を知っていれば心の準備ができるかもしれません。

米国のリーダーズ・ダイジェスト誌は、多くのパイロットを招き、飛行機に関することを紹介してもらいました。そして返ってきた答えは一般人があまり知らない、興味深い内容でした。以下はその例です。

 

午後の便は揺れが大きい

ロサンゼルスのパイロット、ジェリー・ジョンソン氏は、飛行機に乗るのが不安な人は、午前中の便に乗るべきだと言っています。

「(太陽が出て)地面が熱された後は不安定な気流が発生し、更に午後には雷雨が発生しやすくなります」とジョンソン氏は話しました。

 

最も快適な座席は翼の近く

パイロットで『Cockpit Confidential』の著者であるパトリック・スミス氏は、「フライト中、最も揺れるのは後列です。飛行機はシーソーのようになっていて、真ん中の席に座るとあまり振動を感じません」と話しました。

 

最も快適な座席は翼の近くです。 (Shutterstock)

 

赤ちゃんを膝に乗せるのは危険

スミス氏は、飛行機の中で乗客が赤ちゃんを膝の上に乗せるのは危険だと言います。飛行機が何らかの衝撃を受けたり、速度が落ちたりすると、赤ちゃんが宙に放り出される可能性が高いからです。

しかし政府の見解では飛行機よりも車の運転中の方が怪我をする可能性が高いと言っています。

寒いのが苦手な方は、飛行機の後方にお座りください。

ある匿名のパイロットは、「飛行機の空気の流れは前から後ろに行くので、寒さを嫌う人は後列の席に座ったほうがいい」と話しています。新鮮な空気を吸いたい人、暑いのが苦手な人は、逆に最前列の席を確保してみてください。飛行機は通常、後部が最も暑くなります。

 

寒いのが苦手な人は、飛行機の後方に座ってください。 (Shutterstock)

 

客室乗務員が座っているのを見かけたら

ロサンゼルスのパイロット、ジョン・グリーブス氏は、パイロットが乗客にシートベルトを締めるように指示する案内をすることがありますが、客室乗務員にも座るように指示していた場合、言われた通りにした方が良いと言います。これは、より深刻な乱気流が起きようとしていることを意味するからです。

 

乱気流は危険ではない

スミス氏によると、乱気流が原因で墜落することはほとんどありません。 パイロットが乱気流を避けるのは、翼が落ちるのを恐れているからではなく、煩わしいからです。

 

コックピットで昼寝をするパイロット

パイロットは寝床で休むものですが、グリーブス氏はコックピットで居眠りをしてしまうことを認めています。10分間だけの場合もありますが、そういうことも確かにあります。

 

パイロットのジョン・グリーブス氏は、コックピットの中で居眠りをしてしまうこともあるといいます。 (Shutterstock)

 

飛行機で体調を崩す人が多い理由

スミス氏は、飛行機に乗って体調を崩す人の多くは、吸い込んだものが原因ではなく、触れたものが原因であることを明かしました。

また、機内のトイレは拭いても、座席前のテーブルや座席調整ボタンは拭かない場合があることを注意喚起しました。

 

車は飛行機より怖い

パイロットのジャック・ステファン氏は、いつも「今までで一番怖かったことは何ですか」と人に聞かれるといいます。そんな時ステファン氏は冗談ではないことを強調しながら、ロサンゼルス空港からホテルへのシャトルバスに乗ったことだと言っています。

(編集・茉莉/翻訳・神谷一真)

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