7月19日、都内で会見に臨む羽生結弦選手 (Photo by Philip FONG / AFP) (Photo by PHILIP FONG/AFP via Getty Images)

羽生結弦選手「寂しさ全然ない」 第一線引退の意向表明、プロ転向へ 

フィギュアスケート男子でオリンピック2連覇を達成した羽生結弦選手は19日、都内で記者会見を開き、第一線から引退する意向を表明した。今後は競技会に出場せず、プロに転向する。

羽生選手はスーツ姿で会見に臨み、深く一礼した。「自分のことをここまで応援してくださったファンの方を含めいろんな事を考えながら、気持ちを大切にしていただきながら、自分が決意を表明することを常にメディアで発信くださった方々に、深くお礼を申し上げます」と感謝の気持ちを述べた。

「これまでたくさんの応援のお蔭で僕はここまでこれました。ここまで頑張ってこれました」「羽生結弦としてフィギュアスケートを全うできるのが本当に幸せです」と語った。

そして、「プロのアスリートとしてスケートを続けていくことを決意しました」と述べた。4回転半ジャンプにもより取り組むという。

プロへの転向については、「競技会に対して、結果に対して、取るべきものは取れたと思う。そこに対する評価を求めなくなってしまった」と語った。

「寂しさは全然ないです。これからも期待してやっていって胸張って言えるという気持ちです」とも話した。

羽生結弦選手は仙台市出身。2014年のソチ五輪、18年の平昌五輪で2連覇を達成した。3連覇を目指した北京五輪では前例のないクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦し、国際スケート連盟に世界で初めて認定された。個人では最年少となる23歳で国民栄誉賞を受賞した。

関連記事
不思議な現象がある。メディアが作り出す世論を、SNSでは作ることができない。オールドメディアの影響力が強い沖縄では、中国共産党への警戒を呼びかける一般人の声がかき消され、人々は真実の情報を入手できない境地に陥っている。
昨今の日本の環境教育は、もはや教育の名に値しない「環境運動」と化している。エネルギー政策の専門家である杉山大志氏は、「今の環境教育は、ただCO2を減らせと子供たちに叫ぶだけの洗脳だ」と手厳しい評価を下した。
5月2日、Appleは2024会計年度第2四半期の業績を発表した。第2四半期の利益は、ウォール街の予測をわずか […]
「ワクチンに反対するとまるで異教徒扱い。これはもう科学ではなくて邪教、あるいはカルトと言ってもいいと私は思います」。先月19日、京都大学名誉教授の福島雅典氏がCMSiのセミナーにビデオコメントを寄せた。
「医療事情も習慣も制度も各国によって違うのに、WHOが指揮を執って一律にワクチン接種を進めるというのは根本的に間違っています」。先月19日、京都大学名誉教授の福島雅典氏がCMSiのセミナーにビデオコメントを寄せた。