桃がおいしい季節になりました。みなさんの中には、桃を食べるとき、あのモコモコしている皮を剝くのが大変だと思う人がいると思います。もちろん、あらかじめ皮が剝かれている缶詰を購入することもひとつの方法ですが、料理やお菓子作りにできるだけ新鮮な桃を使いたいですよね。

そこで、簡単に桃の皮を剥く方法をご紹介します。

桃の皮むきは、リンゴやジャガイモのように、ピーラーや果物ナイフで簡単にできると思う人がいると思いますが、桃は果肉が柔らかく、皮が薄いので、皮と一緒に果肉も剝かれてしまいます。果肉を無駄にせず、簡単に薄皮を剥く方法、それはブランチングです。

ブランチングとは、食材をお湯で短時間茹でた後、氷水に入れて冷やすという調理法です。
熱湯と氷水の温度差で食材の皮が簡単に剝けるようになります。

では、皮の剝き方の詳しい手順についてお話ししましょう。

初めに、沸騰したお湯で10〜20秒、または皮にひびが入り始めるまで茹でます。その次に、桃をスプーンなどでお湯から取り出し、氷水に入れます。最後に、ペティナイフを使って皮をむくと、とても簡単に薄皮だけを剥くことができます。

皮を剥いた後の果肉の使い道はさまざまです。小さく切って、ケーキの飾りつけに使ったり、

つぶしてジャムを作って、朝食のトーストに塗ったり、

みなさんの思い思いの方法で旬の桃を楽しんでみてはいかかでしょうか。

（翻訳者・栗原）