熱波襲来時の旅行では、脱水症状や熱中症を防ぐために、水分補給が大切です。 水を飲む女性が写っています。 (Shutterstock)

夏のお出かけを快適に過ごすためのヒント

最近欧米は熱波に見舞われ、緯度の高いイギリスでも40度という観測史上最高の気温を記録しています。 この暑さの中を移動しなければならない場合、どのように体を冷やし、健康を保つのでしょうか。

英紙《Daily Mirror》によると、熱波時には脱水症状や熱中症になりやすいといいます。 こんな時は、家でのんびり過ごし、水をたくさん飲んで水分補給をするのが一番です。

しかし、もし絶対に旅行に行かなくてはならないのなら、以下のヒントが役に立つかもしれません。

●アルコールやコーヒーは脱水症状を起こしやすいので控え、代わりに水を多く飲みましょう。

●水だけでなく、細胞内外の体液のバランスを保つために電解質も摂ることが大切です。 ココナッツウォーターを飲むのをお勧めします。

ココナッツウォーターを飲むと電解質が補給されます。 (Shutterstock)

●手や顔をこまめに洗ったり、濡れたタオルを首にかけたりすると、体温を下げることができます。

●水面からの風は涼しく、湿度も高いので、できれば電車や地下鉄、バスではなく、水辺を移動するようにしましょう。

●綿素材の服は保湿性が高く、汗を吸い取るので、しっかり着れば紫外線対策にもなります。

●特に日陰の少ない道では、帽子をかぶることで日差しを遮ることができます。つばの広い帽子だと、さらに快適に過ごせます。

帽子をかぶることで、日差しを遮ることができます。 (Shutterstock)

●旅の計画はしっかり立てましょう。 日差しが弱くなり、日陰や建物の影が多くなる午前中や午後遅くに出発すると、涼をとることができます。

●予約状況を確認しましょう。 例えば、部屋にエアコンがあるか、バルコニーがあるかなど、熱波が襲ってきたときに適しているかどうかを確認しましょう。

●部屋の両側に窓があると、同時に窓を開けて空気を循環させることができるため、とても快適です。

●旅行前にホテルのレビューをチェックし、他の人の熱波の対処法を見て参考にするとよいでしょう。

● 散歩やドライブの回数を減らすために、一日の行動範囲を限定し、外で太陽の光を浴びるような活動は避けた方がよいでしょう。

(翻訳者・李明月)

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