武漢研究所、ニパウイルスの合成生物学研究を実施 致死率60%
米ワシントン州シアトル市のスティーブン・キー(Steven Quay)医師は今月3日、上院の公聴会に出席し、中国科学院武漢ウイルス研究所(WIV)が致死率60%のニパウイルスの研究を行っていると証言した。
その証言によると、WIVは2019年12月にニパウイルスのゲノムの合成生物学研究を実施したという。ニパウイルスは、世界的なパンデミックを引き起こした中共ウイルス(新型コロナウイルス、SARS-CoV-2)より、さらに微小で、伝播力は新型コロナウイルスより弱い。しかしニパウイルスの致死率は60%で、新型コロナウイルスの60倍である。
欧米の一部の議員や専門家は新型コロナウイルの発生源について、武漢ウイルス研究所から漏えいし、中国政府がこの事実を隠ぺいしたと批判している。
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