2021年2月3日、新型コロナウイルスの起源を調査する世界保健機関(WHO)のチームが、中国武漢市にある武漢ウイルス研究所に到着した(Photo by Hector RETAMAL / AFP) (Photo by HECTOR RETAMAL/AFP via Getty Images)

武漢ウイルス研究所、ラオスのコウモリウイルスも研究か 

中国の武漢ウイルス研究所が、中共ウイルス(新型コロナウイルス)による感染が拡大する数カ月前に、ラオスコウモリから採取したコロナウイルスを研究していたことがわかった。このウイルスは新型コロナウイルス感染症の原因であるSARS-CoV-2ウイルスと酷似している。英紙デイリー・メールが21日報じた。

同紙によると、今年9月、ラオスコウモリが持つコロナウイルス「BANAL-52」は、SARS-CoV-2ウイルスと96.8%の類似性をもつことが明らかになった。BANAL-52が新型コロナウイルスの流行を引き起こした可能性があると科学者らは推測した。

米非営利団体エコヘルス・アライアンス(EcoHealth Alliance)と米政府の資金提供団体との間で交わされた電子メールから、同ウイルスのサンプルが2017年6月~2019年5月の間に、研究のために武漢ウイルス研究所に送られていたことがわかった。

電子メールは、米団体ホワイト・コート・ウェスト・プロジェクト(White Coat Waste Project)が米情報自由法に基づいて請求した政府資料である。

エコヘルス・アライアンスは、ラオスのほか、中国雲南省の炭鉱でコウモリから採集したウイルスを、武漢ウイルス研究所に送った。その遺伝子もSARS-CoV-2ウイルスと驚くほど類似していたという。

雲南やラオスで採取したコウモリウイルスのデータは、2019年9月に武漢ウイルス研究所のオンラインデータベースからすべて取り下げられた。

エコヘルス・アライアンスはデイリー・メール紙の問い合わせに対してコメントしていない。

(翻訳編集・叶子静)