猫を楽しくする素敵な方法を学んで、猫を幸せにすれば、飼い主も幸せになるはずです。 (Shutterstock)

これであなたも猫に好かれる飼い主に!? 猫を楽しませるコツ(1)

いつもご飯がほしい時にニャーニャーと鳴き、食べ終わったら振り返らずに出て行く。抱っこできるのはがよそ見をしているときだけ。よく家出して長い間帰ってこない。突然お腹を見せて甘えてくる……このように猫の行動はいつも気まぐれです。

そのため、猫を飼うのは簡単ですが、楽しく飼うことは難しいのです。

確かに、猫を喜ばせることは必須科目です。 猫砂やベッドの配置から、正しい撫で方まで、すべての課題をきちんとこなすことで、猫が幸せになり、自分も幸せになれるのです。

健康診断

猫の体調を整えるために、定期的に健康診断を受けましょう。幸いなことに、猫ちゃんの「おかしな行動」については、いつでも獣医さんから答えをもらうことができます。

例えば、猫ちゃんが必死にワイヤーを噛んでいたら、それは歯の問題かもしれません。

猫の行いが良くない場合は、甘やかさずに、 アニマルトレーナーに相談するのもよいでしょう。

新鮮で栄養価の高い食品

人間も食べ残しや腐った食べ物の味は嫌いですが、猫も同じです。 また、腐った食品にはサルモネラ菌やブドウ球菌など、病気の原因となる細菌が潜んでいる可能性があります。

健康な猫は、幸せな猫です。新鮮で栄養価が高く、安全で、あなたの愛情を感じる食事を猫に用意してあげれば、猫はもっとあなたを好きになるはずです。

流れる水

猫は流れる水を飲むのが好きです。 チャンスがあると、水道の水を飲もうとしますし、水遊びが好きな猫種もいます。

猫を飼っているなら、できるだけ噴水型の自動給水機を使いましょう。猫用に設計されていて、常に「新鮮な水」が飲めるので、気に入ってくれるでしょう。

水遊びが好きな猫を飼っている人は、夏の暑さをしのぐために小さなプールを買ってあげるのもいいでしょう。

猫専用の自動給水機。 (Shutterstock)

昼寝が好き

猫は寝るのが好きで、日中の大半を昼寝に費やしているはよく知られています。

子猫は1日平均12〜16時間寝ています。 ただし、睡眠の長さは猫によって異なるので、詳しくは獣医に相談するとよいでしょう。

猫はどんな環境でもちゃんと眠れます。いつでも、どこでも、狭いダンボールの中やピアノの鍵盤の上……と、見たこともないような体勢で寝ていることがあります。

また、「猫の巣箱」と呼ばれる、猫のための特別な場所を用意するのもよいでしょう。 特に、他に小動物がいる場合は用意した方がいいです。

猫は賢く、独自で過ごすのが好きです。心地よい昼寝の場所があれば、安心してあなたをもっと信頼してくれるようになります。

綺麗好き

猫はもともときれい好きな動物で、一定時間ごとに排泄し、うんちを埋めます。 トイレの位置や形が気に入らないと、ストレスを感じて、トイレの外でうんちをすることがあります。 ですから、たとえ1匹しか飼っていなくても、猫用のトイレは2つ用意したほうがよいでしょう。

きれい好きな猫のために、毎日数分程度、トイレの掃除をすることをお勧めします。

猫用トイレ

猫用トイレは、できれば静かで密閉されていない場所で、日常の行動範囲からあまり離れていない場所にしましょう。例えば、子猫や老猫が3階から地下にトイレを探しに行くのはちょっと大変です。

猫専用トイレ上部が開いているものを選ぶと、猫が怖がっているときに、簡単に振り向いたり飛び出したりできるのでいいでしょう。

また、猫は無差別に排尿するわけではありません。異常な行動に気づくのは、健康問題の警告サインである可能性が高いです。

暖かいベッドが好き

太陽の光が差し込む床で猫が寝そべり、光の動きに合わせて動いている光景をよく目にします。そう、猫は日向ぼっこをしたり、暖かくて居心地のいい場所、特に洗いたてのシーツや洋服の上で眠るのが大好きなのです。

猫のベッドは暖かい場所に置くようにし、日光がよく当たる場所がなおよいでしょう。

整った環境

感情面では、猫も人間と同じように感傷的です。 飼い主として、快適な巣穴、新鮮な食事と水、豊富なおもちゃまで、安定した環境を整えてあげましょう。 猫は、あなたが常に頼りになる存在であると信じることで、元気に成長するのです。

 

(つづく)

(翻訳編集:李明月)

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