英政府の香港巡る議会報告書、中国による自由浸食を批判
[ロンドン 12日 ロイター] – 英政府は12日、旧植民地である香港の昨年上期について議会向けにまとめた報告書を発表し、中国政府が香港での自由を体系的に浸食し、香港当局も言論の自由を弾圧していると批判した。
クレバリー外相は報告書の前書きで、中国政府によってさまざまな局面で自由が法的・制度的に浸食され、香港一般市民の生活への制限も強化されていると指摘。「香港当局は言論の自由や報道の自由、集会の自由を弾圧し続けている。個人や市民社会のグループが自己検閲をするようになり、独立した報道機関の大半が閉鎖に追い込まれた」と批判した。
これに対し、中国の在英大使館は「事実をねじ曲げている」とし、「強い不満」を表明。同大使館報道官は「香港が中国に返還されて久しい。香港の事柄は純粋に中国の内政問題で、外国の干渉する余地はない」とした上で、「英国側に対し、この現実を理解し、植民地的発想を捨てるよう強く求める」との主張を改めて示した。
関連記事
中国各地で、古い住宅のリフォームを促す政策が広がっている。狙いは消費の刺激だが、格安契約からの追加請求や手抜き工事などトラブルも。市場拡大に消費者保護が追いついていない
中谷元・前防衛相は8月4日、台北で開かれた「ケタガラン・フォーラム 2026インド太平洋安全保障対話」で、中国 […]
あなたのまつエクは安い中国製? 中国で接着剤28製品を調べたところ、約7割から有害物質が検出された
中国で9月15日から出入国規制が強化される。その直前、香港空港では中国本土から米国へ向かう旅行者が、搭乗口で追加検査を受けた。「以前はなかった」というチェック、香港でも何かが変わり始めたのか
英海軍が使用する無人水上艇に搭載されたカメラが、中国国内のIPアドレスと通信していた。カメラには中国製部品が使われていた。現時点で、機密データの流出や軍事システムへの侵入を示す証拠はない