当時のドナルド・トランプ米大統領とフロリダ州のロン・デサンティス州知事。2020年7月31日撮影 (SAUL LOEB/AFP via Getty Images)

米世論調査、24年大統領選の共和指名でトランプ氏首位 デサンティス氏ら抑え 

米国の大学が発表した世論調査によると、トランプ前大統領は支持率でデサンティス氏ら他の有力候補を抑え、首位を維持した。

16日米キニピアック大学が公表した世論調査によると、大統領選挙の共和党予備選の有力候補14人のうち、トランプ氏は支持率42%を獲得、デサンティス氏は36%だった。トランプ氏が6%引き離した。デサンティス氏は出馬が有力視されているが、現在まだ表明していない。

14日に出馬を表明した元国連大使ニッキー・ヘイリー氏は5%、元副大統領マイク・ペンス氏と元国務長官マイク・ポンペオ氏は4%だった。そのほか、テッド・クルーズ上院議員やリズ・チェイニー元下院議員、クリス・クリスティ元ニュージャージー州知事らは2%以下にとどまった。

候補者4人に絞った場合、トランプ氏とデサンティス氏の支持率はそれぞれ43%と41%とほぼ互角とみられている。ヘイリー氏は6%、ペンス氏は4%だった。

また24年大統領選挙については、現職のバイデン大統領とトランプ氏が対決すると想定した場合の支持率は、バイデン氏は48%、トランプ氏は46%と予測。バイデン氏とデサンティス氏の対決では、それぞれ46%、47%の支持を獲得すると見込んだ。

調査は、2月9~14日で登録有権者1429人および共和党支持者592人を対象に実施された。

関連記事
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
16日のインタビューで、トランプ氏は共和党全国大会でその人物を発表する可能性が高いと述べた。
国家情報長官アヴリル・ヘインズ氏が15日に、ISIS関連の人身売買ネットワークが南部国境を越えて不法移民の通過を容易にしていると確認した。これを受け、ジョン・コーニン上院議員は、テロの脅威が米国内で発生するのは時間の問題だと警告した。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。
史上最も早い時期に行われる大統領テレビ討論会が6月27日にCNNで開催されることが確認された。