ゴボウは現代病の救い手と言われています。(keiphoto / PIXTA)

現代病の救い手 【ごぼう 】毒素を排出し、肌トラブルを改善

ゴボウは現代病の救い手と言われています。その効果は計り知れず、漢方では古くから用いられています。ここでは、いくつかの効能の中から、特に注目すべき3つをご紹介します。便秘や肌トラブル、のどの痛みなど、多くの人の悩みにきっと助けになることでしょう。また、おススメの保存方法なども紹介しているので、よろしければ参考にしてみてはいかがでしょうか。

1. 腸を潤し、便秘を改善

あなたはゴボウが好きですか?ゴボウは腸内環境を整えて、下腹を平らにする効果があります。またゴボウは食物繊維が多く含まれていて、善玉菌を増やし、悪玉菌を減らすなど、腸内環境に良い効果をもたらします。また体内に溜まってしまった毒素を体外へ排出するのを促進して、便秘を改善することができます。若々しい肌を手に入れたいと願っているあなた、腸内環境を整えれば叶えることができます。

2.のどの痛みに、ごぼうのスムージー

よく「胡先生、うちの子はよくのどが痛くなるのですが、どうしたらいいでしょうか」と質問を受けます。その場合はゴボウをすり潰すか、ミキサーを使ってスムージーを作るのがいいです。出来上がったスムージーは、ゆっくり喉を通るように、少しづつ飲ませるといいです。そうすることでのどの痛みを治してあげることができます。お子さんが嫌がる場合は、スムージーをヤクルトの容器やコーラの瓶に入れて、ストローで飲ませるといいかもしれません。

●食べきれないときは? 長持ちのコツ

ゴボウはどう保存しますか?「 野菜売り場でとても新鮮なごぼうを見つけたので、 10本買っちゃいました」なんてこともあるかもしれません。しかし、ゴボウを買ってきて家に置いておくと木質化し、水分が抜けてしまい、独特な食感が損なわれてしまいます。買うときには1〜2日で食べ切れる量にするようにしましょう。食べきれなかったら、 新聞紙で包んだ後、ビニール袋に入れて涼しい場所に置く、あるいは湿った新聞紙に包んで、 冷蔵庫で保存するのがいいです。

●ゴボウをおすすめできない方

胃腸機能が低下している人、 胃腸炎を発症している人は、 ゴボウを食べすぎると胃もたれや下痢などの症状を引き起こすことがあります。また、噛み切れない人も食べないほうがいいです。例えば歯が弱ってきた年配の方や 歯が生えていない子供、 歯を失った方にも食べることはおすすめできません。

3.おかゆでニキビ対策 !これでニキビとさようなら

皆さんご存じでしょうか。ニキビなどの脂漏性皮膚炎というのは、 仕事や何らかのストレスが関係していることが多いのです。ニキビはどこに出るのでしょうか? 顎や顎裏、フェイスライン、小鼻、眉間(眉と眉との間)、眉、おでこに出やすいです。

 

肌が赤くなったり、かゆくなったり、ベタついたり、乾燥したりした状態だと、美しさは減るでしょう。また仕事をしているときに見られるのは、効率がよいかではなく、体調がよいかなのです。

どうすればいいでしょうか?明の医師・本草学者である李時珍氏が勧める、ゴボウを使ったおかゆで解決できます。 ゴボウを煮て、叩いてからすり潰し、お米に加えるとできます。このおかゆは、ニキビや脂漏性皮膚炎に効くというので、ニキビに悩まされている方は、試してみてはいかがでしょうか。

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