プーチン大統領の決断と習近平の思惑
ロシア軍は2022年2月24日にウクライナに侵攻した。侵攻初期はウクライナ北部・東部・南部を占領し首都キーウまで迫った。だが首都キーウまで迫ったロシア軍は撃退され、さらにウクライナ北部から撤退した。それでもプーチン大統領は諦めずウクライナ東部で乾坤一擲の攻勢を開始するが2023年になってもロシア軍の攻勢は成功しない。
ロシアの民間軍事会社ワグネルが配置されているウクライナ東部のバフムートだけが攻勢を続けているだけで、他の戦場では戦線が膠着していた。ワグネルは損害を無視してバフムートで攻勢を行うが人命軽視の攻勢は長く続かない。次第に人材募集でも苦しくなり部隊を維持することも困難になり始めた。
それに対してウクライナ軍は欧米からの軍事支援が到着し、戦車・歩兵戦闘車・装甲車など一個師団を超える装甲戦力が集まった。ロシア軍は損害回復が難しく骨董品を戦場に投入しているが、ウクライナ軍は最新兵器を含んだ損害回復が行えている。これでウクライナ軍の反転攻勢が間近と言われ、ロシア軍が致命的な敗北を受けるとプーチン大統領の未来まで途絶えることになる。
関連記事
気候訴訟を起こす牧場主らに対し、現代文明と農業を支える石油の恩恵を自覚すべきだと説く論考。人間を地球の害悪とみなす風潮や過度な脱炭素論に異を唱え、環境再生の主体としての農と人の役割を問い直す
「社会主義は再びアメリカを幸福にできるのか?」何億人もの死者、悲惨な生活環境、個人の自由の剝奪をもたらしてきた、最も抑圧的な統治形態が、いったい誰を「より幸福」にできると、まともな判断力を持つ人間が信じるというのだろうか。
ダーウィンの進化論がいかにして生命の神聖さを否定し、現代における人工妊娠中絶の容認や優生思想へとつながっていったのかを論考。唯物論的価値観が生命の尊厳を破壊してきた歴史的・倫理的背景に鋭く切り込む
組織文化の崩壊を招く真因は制度の不備ではなく指導者の行動にある。形骸化した理念や表面的な対話を排し、自らの姿勢を正す勇気を持てるか。30年の経営実績を持つ著者が問うリーダーシップの本質
政治的分断が食の世界にまで及ぶ現代アメリカ。投票先ではなく農法や土壌の再生で生産者を評価すべきだと訴え、健全な土壌のように多様性を認め合い「隣人」として手を取り合う重要性を説くオピニオン記事