今月7日、中国で始まった全国統一大学入試「高考(ガオカオ)」。その会場には縁起が良いとされる「チャイナドレス」を着て我が子を応援する「両親」の姿が目立つ。(中国のネットより)

中国の大学入試「高考」始まる 過去最多の受験生、会場には「チャイナドレスの父親」も

中国で7日、全国統一大学入試である「高考(ガオカオ)」が始まった。

いまや中国では、若者の失業率はおよそ2割という。清華大や北京大など、最高レベルの大学を卒業しても、容易には職を得られない未曽有の就職難のなか、1300万人ちかい高校生が大学受験に挑む。

今年の「高考」受験生は過去最多の約1290万人で、ゼロコロナ政策終了後、初の実施となる。

▶ 続きを読む
関連記事
中国各地でインフルエンザの流行が拡大している。特に若者、子供の重症化や死亡例が多く、保護者の不安が広がっている
中共が深圳にある高度な機密施設で、最先端半導体の製造に不可欠なEUV露光装置を極秘裏に開発していると報じられた。関係者によると、すでに試作機は稼働可能な段階にあり、米国と同盟国が阻止してきた技術的節目に近づいているという
台湾総統を批判するはずの記事が、なぜか失業相談でいっぱいに。 批判より先に、仕事が必要だった。
上海の劇場で思わぬ光景が広がった。 ミュージカル「レ・ミゼラブル」終演後、観客がかつて禁じられてきた歌を合唱した。 中国で今、何が起きているのか。
最近各国で関心が高まっている中共による臓器収奪問題。香港大紀元の記者が臓器収奪を主導した一人とされる黄潔夫・元中国衛生部副部長に直撃取材した経験がある。記者が「あなたが(臓器収奪に加担した)責任追及リストに載せられているが、この件についてどう答えますか?」と質問すると、黄は不敵な笑みを浮かべたまま急いで立ち去っていった。