8月16日、山東省泰安市の市バス運転士は1年間給料が支払われなかったことに抗議し、集団でストライキ。市政府前に集結して当局に説明を求めた。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)

終末期の中国経済 市バスも教師も「給料の未払い」が続出、民衆は我慢の限界に

近年、谷底に落ちるように悪化の一途を辿る中国経済。各地の地方政府の財政悪化が、市民社会にも暗い影を落としている。各地で相次ぐ集団ストライキは、その多くが「給料の未払い」に起因するもので、今や中国では普遍的な社会問題になっている。

今月16日、山東省泰安市で「過去1年間、給料が支払われなかった」として、市バスの運転士がストライキを行った。

本当に給料なしで1年間働いたとすれば、公共交通の運転士としては十分すぎるほど職務に従事したと称賛されてよい。とは言え、さすがに無給では生活できず、家族も養えないということで、ついに限界に達したようだ。

▶ 続きを読む
関連記事
習近平の9月の訪米で、中国側がホワイトハウス内の専用休憩室を要請し、日程には約5時間の空きが設けられたと米紙が報道。健康状態への関心が再び高まっている
中国外交部が高市首相について「日本首相」との肩書を外し、氏名のみで表記。呼称の変化について、矢板明夫氏は中国の政治宣伝でみられる手法と指摘
中国の製油業者が10月、香港とマカオ以外への石油製品輸出を停止したことが分かった。国内供給の確保が背景にあり、世界的な燃料供給の逼迫や価格上昇につながる可能性がある
米上院が「法輪功および強制臓器収奪被害者保護法案」を可決した。超党派の上下両院議員が声明を発表し、中国での強制臓器収奪をめぐる人権侵害の責任追及や制裁の必要性を訴えた
中国共産党による臓器収奪をめぐり、米上院が制裁を科す法案を全会一致で可決。成立すれば関与者への制裁も。中国における臓器収奪と同法案について知っておくべきこと