中国の人権派弁護士、王全璋氏(中央)と家族(王氏の妻・李文足さんのツイッターより)

「出所後」も続く人権派弁護士への迫害 執拗な嫌がらせで、子供の通学も困難に=中国

北京の公安当局による執拗な嫌がらせのため、引っ越しを重ねることを余儀なくされた北京在住の著名な人権派弁護士がいる。その子供の就学が、困難な状況にあることがわかった。

中国で国家政権転覆罪に問われて服役し、出所した人権派弁護士・王全璋氏。しかし、王氏とその家族に対する地元公安による圧迫は続いており、一家3人は、今年4月から数カ月間で十数回も引っ越しを余儀なくされてきた。

一家は今も当局の監視下に置かれており、王氏の身の回りには常に10~20人の当局者が監視したり尾行したりしている。王氏のアパートの玄関先に公安の要員が常時寝転んでいるなど、もはや「嫌がらせ」を超えた精神的虐待と言ってもよい。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ米大統領が、習近平を異例の歓迎。米中首脳会談では台湾、レアアース、軍備増強、イラン支援など、両国の核心問題が議題となる見込みだ。
イタリアからインドネシアへの空母譲渡を機に激変する東南アジアの安全保障を解説。中国の海洋進出に対抗するドローン空母構想や南シナ海・太平洋を巡る米中綱引きの最前線に迫ります
中国・湖南省の警察が上海のIT企業経営者を拘束し、釈放の見返りに1億元(約23億5000万円)を要求したと報じられた。地方財政の悪化を背景に、管轄外企業を狙う「遠洋捕撈」への懸念が広がっている
米議会公聴会で法輪功の広報担当者が証言。中国共産党が米国内で展開する暴力、脅迫、世論工作などの国境を越えた弾圧を告発し、その手口はやがて他の集団や米国の主権にも向けられる危険な常套手段であると警告した
習近平訪米を機に、中国で不当拘束されている政治犯の家族らが米政府へ釈放の働きかけを求めている。信仰や言論の自由を理由に引き裂かれた家族の苦境と、風化にあらがい希望を繋ぐ支援者らの声を追った国際人権レポート