中国で、ゼロコロナ政策を遂行する職員。イメージ写真 (Photo by JADE GAO/AFP via Getty Images)

一体なぜ? 「一帯一路」国際フォーラムで、コロナ検査とマスク義務化へ逆戻り

昨年12月はじめ、中国政府は約3年続いた「ゼロコロナ(清零)政策」を突然解除した。

先日、9月20日から10月8日までの日程で行われた「杭州アジア大会」は、本来ならば、2022年の開催予定であったが、当時はまだ「ゼロコロナ政策」の最中であったため、1年延期されて、今年の開催になったものである。

その1年遅れの「杭州アジア大会」では、中国選手のメダル獲得による国威発揚のほかに、中国政府による「コロナ禍の完全克服」が全世界に向けて強調された。大会の運営にあたるスタッフは、ボランティアもふくめてマスクをしていない人が多かった。

▶ 続きを読む
関連記事
「最初から仕組まれた罠」と批判される、中国の地方政府による新たな金儲けの手口。財政難を背景に生まれた、その驚くべき実態を追った
「リネン」「シルク」「カシミヤ」……実はほとんど入っていなかった。中国ネット通販で相次ぐ「素材表示トラブル」の実態
行政に苦情を言っただけで失格? 上海の自治会選挙で、最多157票を獲得した住民が行政への苦情歴を理由に落選した
子供が傘で突いただけで、展望台の床ガラスにひび。中国の人気観光地で一斉避難、「手抜き工事では」と疑う声
中国で広がる「シェアベッド」。家賃高騰と就職難を背景に、食事や移動だけでなく、寝る場所までシェアしなければ暮らせない若者たちの厳しい現実がSNSでトレンド入り