神宮外苑再開発を考える 「街づくり」合理的な判断を
明治神宮外苑の再開発に反対運動が起きている。私は、使いやすく、景観が美しくなるこの計画に期待している。ところが、反対論は「木を切るな」などの感情論ばかりで、合理的な理由が見えない。これだけではなく“環境配慮”を名目に、都市の再開発が止まる例が、全国で多発している。その状況を変えなければならない。
私は東京生まれの東京育ちだが、明治神宮外苑は東京で特に好きな場所だ。秋の色づいた銀杏並木が美しい。ここは明治神宮などが所有する土地で、聖徳記念絵画館という明治の業績を称えた絵を展示した建物を中心に整備された空間だ。
ここは明治期には青山練兵場だった。日露戦争の後には、軍人5万人、東京市民数十万人が参加する戦勝記念閲兵式が行われた。大喪の礼もここで執り行われ、大正15年(1926年)10月に、大部分が国から明治神宮に払い下げられた。
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