今月23日、中国河南省の「禹州建設銀行」で、預金を引き出せなくなったとして、複数の預金者が銀行前や銀行内で抗議した(SNS投稿動画よりスクリーンショット)

預けたお金が引き出せない! 経営難の中小銀行に地方政府が特別債券発行へ

中共(中国共産党)の地方政府は今年、深刻化する不動産危機と景気後退がもたらすリスクを抑制し、経営難に陥っている中小銀行に資本を注入するため、記録的な数の特別債券を発行した。

特別債券とは、地方政府がインフラプロジェクトへの支出など、特定の政策目標に資金を集めるために発行する債券。公式データによると、政府は2023年までに、中小銀行の資本を補充するため、特別債券によって1523億人民元(約3兆1512億円)を調達した。

米経済学者の黄大衛氏は、中小銀行は多くの場合、地方の債務問題と関係していると分析した。なぜこれらの銀行が債務超過に陥って、さらなる処理を余儀なくされたりするのか。それは、行政命令や地方政府の介入を受け、地方政府や地方政府が指定した企業に多額のローンを貸し付けているからである。

▶ 続きを読む
関連記事
イランのホルムズ海峡封鎖を受け、中国共産党は「中国船は安全」と宣伝してきたが、大手海運・中遠海運(COSCO)がペルシャ湾での8隻足止めを認めた。当局の虚偽宣伝と過酷な現実の乖離を、ネット上の皮肉と共に報じる
中東情勢の緊迫化に伴うホルムズ海峡封鎖の影響で、中国のガソリン価格が過去最大級の暴騰を記録した。物流コスト増による経済への打撃とA株の大暴落が起きており、エネルギー安全保障の構造的弱点が露呈している
国際原油価格の上昇が続くなか、中国共産党(中共)国務院台湾事務弁公室は「台湾は石油供給が途絶える」と主張したが、この発言に対し、ネット上では反発の声が上がった。一方、台湾政府は燃料価格の上昇を抑えるため、価格安定措置を打ち出している
情報筋によると、「これほど多くの共産党員が刑務所にいるのは見たことがない。かつては赫々とした官僚だった者も多く、中には数百万規模の賄賂を受け取った者もいる。党内関係者の割合が、通常の刑事犯を大きく上回る状態だ」
中共はロシアやイランを支援して米国を牽制する戦略を描いたが、逆にトランプ大統領が世界各地の中共の戦略拠点を次々と潰している。ホルムズ海峡護衛問題ではトランプ氏に「王手」かけられ進退窮まっているようだ