1月25日、上川外務大臣 は、アウトリーチ型外交として、ジョージ駐日インド大使、コルテス駐日 ブラジル 大使、ンゴニャマ駐日南アフリカ共和国大使のG20トロイカ各国駐日大使による表敬を受けた(外務省)

G20トロイカ各国駐日大使 上川陽子外務大臣訪問

1月25日、上川陽子外務大臣はインド、ブラジル、南アフリカのG20トロイカ各国の駐日大使による表敬を受けた。

G20トロイカ体制とは、2011年のG20カンヌ・サミットにおいて公式化された「G20作業を運営する体制」のことであり、前議長国、現議長国、次期議長国の3か国による協力体制を指す。本年は、インド(2023年議長国)、ブラジル(2025年議長国)、南アフリカ(2024年議長国)が務める。

上川大臣は昨年、日本は、G7議長国として広島サミットの成果をG20サミットに繋げるとの考えの下、G20議長国インドと緊密に連携したと述べた。

本年も引き続き、国際社会を分断や対立ではなく協調に導くべく、G7とG20の連携が極めて重要と考えている。

また大臣は本年のG20成功に向けても、日本として協力を惜しまないと伝え、各大使と、国連改革を含むグローバル・ガバナンス改革や女性・平和・安全保障(WPS)を含むジェンダー等の分野におけるG20での連携、ウクライナ情勢やイスラエル・パレスチナ情勢など地域情勢について意見交換した。

また昨年のG7広島サミットでも重要性を確認した法の支配や国連憲章の諸原則を守り抜いていくよう、引き続きG20トロイカを担当する3か国と連携していくことを確認した。

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