イメージ画像。2023年1月5日、中国安徽省の路上に立つ女性と少年 。(Photo by NOEL CELIS/AFP via Getty Images)

最大の呪いの言葉は「あなたが来世、再び中国に生まれること」

中国共産党による統治下の中国は、経済が完全に崩壊し、社会秩序が失われ、収入の道が断たれ、高額なローンで買ったマンションは建設が止まり、銀行預金が凍結され、子供たちが拉致され、さらには見えない病魔にどこから狙撃されるか分からない。

中共党員でさえ、腹の底では間違いなく、全員が海外逃亡することを考えている。その証拠に、中共高官はすでに自分の資産や子女を海外へ移している。つまり彼らは、中共がもう長くないことを知っているのだ。

そんな今の中国は、まさに王朝滅亡期の「生き地獄」と言っても過言ではない。

中共による伝統文化の破壊、唯物主義による無神論、適者生存の進化論などによって悪魔の洗脳を長年受けてきた中国の人びとは、天や神仏を崇敬しないようになった。その必然的結果として、道徳が甚だしく低下し、善悪の区別がつかなくなっている。

そうした中国人、つまり「善悪の区別がつかなくなった中国人」が団体で海外旅行などに行こうものなら、どれほど爆買いしようとも、現地の国民から顰蹙を買う「無法者軍団」になってしまう。

そんな折、ツイッター投稿されたあるスクリーンショット画像が、とても印象深かった。

その投稿はシンプルなもので「このコメントを削除した人間には『来世また中国人に生まれ変わる』ように祝福してやるぞ」という一言だけだった。

この場合の「祝福」とは、もちろん逆説的表現である。つまり、相手の幸福を祈ると言いながら、実は恐ろしいほど相手を呪っているのだ。

この「再び中国人になる」という「祝福」つまり呪詛(じゅそ)に対して、ユーザーからの反応は明確だった。

「あんまりだ」「ひどすぎる」「なんて悪辣極まる呪いだろう」といったコメントが多く寄せられた。つまり、中国人が再び中国に生まれることは、中国人でさえ「ひどすぎる」「まっぴらだ」と感じるほどの禁忌なのだ。

人は誰でも、最後には死ぬものである。では、その死後に再び生まれ変わるとしたら、今生で中国人であるあなたは「もう一度、中国人になりたい」と思うだろうか。

中国の若者たちが「結婚しない」「子供をもたない」という選択をする背景には、子供の養育にお金がかかるだけでなく「今この国に生まれれば、我が子は必ず不幸になる」という生々しい忌避感情があるからだ。

だからこそ、生まれ変わって再び中国人になることを、まさに「呪いの言葉」だと感じる人たちがいる。そうだとするならば、今の中国がどれほど「生き地獄」であるか、そのリアルな感覚を伺い知ることができるだろう。

ただし、一つだけ、希望はある。

中国共産党が滅ぶことは、歴史の必然である。つまり、中共が完全に解体され、その有害な残滓を全て洗い流した時に、生き残った人々によって、本当の再生が始まるのだ。

だからこそ中国人は、一刻も早く、一人でも多く、中国共産党から完全に離脱しなければならない。沈没する船と鎖でつながっていたら、一緒に暗黒の海底へ引きずり込まれてしまうからだ。

古来、中国王朝の変遷史は、滅亡した前王朝を徹底的に批判することによって営まれてきた。

唐朝が大いに栄え、中国史上最高の名君である太宗を生んだのは、前王朝である隋の暴君・煬帝の轍を踏まないよう努めて注意を払うとともに、皇帝みずから学問を奨励し、文化の振興を図ったからであった。

それにひきかえ今の中国は、残念ながら確かに「生き地獄」である。

しかし、今ここで死んではならない。ここは何としても生き残り、中共滅亡後の中国において、その再建の一員になることができれば、あなたの命は蘇生されたものとして再び輝きを放つだろう。

逆に言えば、今すぐに中共との関係を断てない人間の最後は、例外なく「死」である。

中共ウイルス(新型コロナ)は、その名前の通り、中共党員とその支持者、容認者に狙いをつけて襲いかかってくる。このウイルスは、まるで「目」がついているように、狙った獲物を逃がさないのだ。

その証拠に、最近とくに中共高官の病死が続いている。

歴史は、まもなく答えを出す。残された時間は、ほとんどない。

(「この祝福は、けっこうな毒が効いた呪詛だ」と評するコメント)

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