(karin / PIXTA)
美味しい野菜シリーズ

菜の花

暖冬とはいえ、本格的な寒さはこれからですね。が待ち遠しい今日この頃です。春の野菜と云えば菜の花が思い浮かびます。

この季節に束で売られている菜の花は、あぶら菜の花蕾を開花しないうちに摘み取ったもので、お浸しや、からし和えにして食されています。現在の市場には、あぶら菜以外にも小松菜、チンゲン菜、ターサイ等のアブラナ科の花蕾を摘み取った菜の花が沢山出回っています。これらの旬は3~4月で、あぶら菜の菜の花よりも遅く出回ります。

選ぶ際は、茎が太い物を選んでください。花が咲いてしまったものは敬遠されがちですが、茎が太ければ味に遜色はありません。安く売り出されているため、かえってお得です。

お浸しやからし和えの他にも、天ぷらにしたり味噌汁やお吸い物の具にしたりと、菜の花の用途は意外と広いのです。京都の「花菜」、三重長島の「ナバナ」、福岡の「おいしい菜」、栃木佐野の「かき菜」。日本には各地に美味しい菜の花があります。菜の花の料理で、食卓に春を先取りしてみてはいかがでしょうか。

関連記事
春菊は天然の健康食品であり、中医学では腎を温めて肝気を疏通し、心を安定させ、五臓を調整し、健康を維持する効果があるとされています。春菊は古代中国の皇帝たちのストレス解消法としても使用されており、現代のストレス社会にも役立つ可能性があります。
ニラは、腎を温め、胃を健やかにし、肝の詰まりを解消し、瘀血を散らし腸を通す効果があるとされ、癌、便秘、腎虚胃寒などの病気に予防や治療効果があります。漢字の「韮」は、中国語では「久」と「救」と同じ読み方で、長寿や命を救うという意味合いがあるのです。
春は体重減少の季節。ジャケットに着替え、新鮮な空気を吸い込み、果物や野菜の季節に。9つの食材が春のデトックスに最適で、冬の疲れを解消し、身体を軽やかにしましょう。
衰えを感じることの不安もあり、「更年期は新陳代謝が悪くなり、お腹まわりに脂肪が付き、顔がほてるホットフラッシュで夫と離婚に至った」ということもあるそうです。
コンラッド東京は、各レストランおよびバー&ラウンジにて、桜の季節を楽しむ期間限定メニューをご用意します。