2025年7月10日、イスラエルが「UNRWA運営の国連学校でハマスによるテロリスト養成が行われている」と主張し、国際社会に衝撃が走った。(2024年 ロイター/Emilie Madi/File Photo)

UNRWA、ハマスなどから450人以上雇用=イスラエル軍報道官

[エルサレム 4日 ロイター] – イスラエル軍のハガリ報道官は4日、パレスチナ自治区ガザでの支援を担う国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、イスラム組織ハマスを含む武装集団から450人を超える「軍事工作員」を雇用していたと述べた。イスラエルはこの情報を国連と共有しているとしている。    

ハガリ報道官は記者団に対し「450人を超えるUNRWAの職員がテロ組織に属する軍事工作員だ。これは単なる偶然ではない。組織的なものだ」と語った。

その上で、イスラエルは国連を含む国際的なパートナーとこの情報を共有していると述べた。

これに対し、UNRWAは現在進行中の独立した国連調査に含まれる可能性のあるあらゆる情報を歓迎すると表明。UNRWAのジュリエット・トーマ広報官は「UNRWAは、UNRWAの職員に対する非常に深刻な申し立てに関する情報を持っているあらゆる団体に対し、進行中の国連調査にそれを共有するよう奨励する」と述べた。

UNRWAの職員がイスラム組織ハマスによる昨年10月のイスラエル奇襲攻撃に関与していたとされる疑惑を受け、主要支援国はUNRWAに対する資金提供を停止している。

関連記事
米中両国が、それぞれ約300億ドル相当の関税引き下げ対象リストを公表した。米国側は77分類、中国側は1619分類で、対象品目には大きな違いがみられる
スペースXの大型ロケット「スターシップ」が第14回飛行試験で初めて地球周回軌道に到達した。スターリンクV3衛星26基を展開し、大気圏再突入と太平洋への着水も実施した
米国が対中AI半導体輸出規制を強化するなか、エヌビディア製半導体や高性能GPU搭載サーバーが東南アジア経由で中国に流入しているとの研究が相次いでいる。第三国経由の迂回輸送や最終利用者の確認など、輸出規制の課題を追う
米中首脳会談で延長の「貿易休戦」。だが、レアアース問題は解決していない。米欧が供給網を再構築するまで数年を要する一方、北京はなお輸出管理を交渉材料にできる。2027年1月10日までの「時間」をめぐる競争が始まった
米政府はイラン経済への圧力を強めている。スコット・ベッセント米財務長官は、イランが中国向けに引き渡せる石油は減少しており、最後の貨物は今後2週間以内に引き渡される可能性があると述べた。