3月1日午後1時40分頃(現地時間)、山東省德州市にある小学校の校門近くで、自動車が猛スピードで生徒の群れに突っ込む事件が起きた。現場写真。(SNS投稿動画よりスクリーンショット/合成)

小学生に猛スピードで突っ込む車 血まみれの子供たち、どこまで続く「社会報復」=中国 山東

現在の中国では、経済不況などの外的要因ばかりでなく、社会に充満した「戻気(リーチー・邪気)」の影響により、さまざまな凶悪事件が発生しやすくなっている。なかでも、社会報復を狙ったとみられる無差別殺傷事件が相次いでいる。

3月1日午後1時40分頃(現地時間)、山東省德州市にある小学校の校門近くで、自動車が猛スピードで生徒の群れに突っ込む事件が起きた。犯人の動機は不明だが、これも社会報復を狙ったものと見られている。

死傷者について、当局は「2人死亡、6人負傷」と発表している。しかし、目撃者によると「約40人が車に轢かれ、このうち少なくとも7人の生徒がその場で死亡していた。容疑者の運転手も死亡した」という。

▶ 続きを読む
関連記事
母親はどれほど絶望すれば、自らの手で我が子を落とし、自らも続くのだろうか。中国・杭州の陸橋から。
トラが車の後ろを本気でガブッ。中国の動物園で実際に起きた「リアル狩りごっこ」。「自家用車で安全に観察できます」その言葉を信じた結果がこれ。
中国の親が子に教える「危害を加えてでも生き延びろ」という絶望のサバイバル術。助けが来ない社会が、親たちをここまで追い込んでいる現実が重すぎる。
中日関係悪化で広州の宮崎駿作品展が延期。スタジオジブリが発表、理由は非公表。浜崎あゆみ公演も上海・マカオで中止。中国ネット民は「反戦ジブリすら難しいのか」と嘆く。米メディアは中国の逆効果と指摘
中国共産党海軍の空母「遼寧」を中心とする艦隊が太平洋上で活動し、艦載機の発着艦訓練を集中的に実施した。防衛省は自衛隊艦艇や哨戒機を投入し、継続的な警戒監視と情報収集を行っている