米、中国人のグーグル元従業員を起訴 盗んだ商業技術で中国起業
米司法省は6日、グーグル元従業員の丁林葳(リンウェイ・ディン)被告(38)を、グーグルの人工知能(AI)に関する商業機密を盗み、中国企業に横流しした疑いで起訴したことを発表した。厳しいセキュリティ対策を講じている巨大IT企業から機密情報を盗み出す、その手口とは。
丁被告は2010年に大連理工大学を卒業し、2012年に南カリフォルニア大学で修士号を取得した後、米国でキャリアを積んだ。2019年にグーグルに入社し、スーパーコンピューターに関連するデータセンター部門で働き、機械学習やAIアプリケーションのソフトウェア開発を担当していた。
丁被告は職務上、機密情報にアクセスすることができた。2022年5月21日頃からグーグルの許可を得ることなく、機密情報を個人のクラウドに転送し始めた。この行為は2023年5月2日まで続き、500件を超えるファイルが不正に持ち出された。
関連記事
トランプ大統領が軽自動車(Kei cars)生産を許可する決定を下した。CAFE基準の撤廃と小型車推進は、メーカーに低価格車の製造を促し、消費者支出1,090億ドルの節約につながる可能性がある
12月9日、大紀元グループがワシントンで開催したクリスマスパーティーに、米議会上下両院議員、連邦高官、駐米大使ら400人超が出席。真実報道を称賛する声が相次いだ。英語版大紀元は米発行部数第4位になった
トランプ政権による英語能力規定の徹底で、9,500人超の商業トラック運転手が運転停止に。外国人による死亡事故が背景にあり、資格のない運転手による公道の危険を排除する
米司法省は、2020年大統領選の投票記録提出を拒んだとして、ジョージア州フルトン郡を提訴した。選挙の透明性と有権者名簿管理を巡り、州と連邦の権限を問う動きが全米に広がっている
スタンフォード大学の研究で、新型コロナmRNAワクチン後に起きる心筋炎が、免疫細胞から放出される2種類のサイトカインの相互作用によって引き起こされる可能性が示された