中国産の発ガン性物質入りの唐辛子粉を原料にしてつくられた塩コショウなどの調味料。(品名は「香辣十三香」、「胡椒塩調味粉」)。(提供:嘉義市衛生局/中央通信社)

中国産「発ガン性物質入り」の唐辛子粉 すでに市場流通で、事態の収拾に苦慮する台湾当局

台湾の食薬署(台湾衛生福利部食品薬物管理署)は先月、中国から輸入した「唐辛子粉」のなかから、発ガン性をもつ工業用染料スーダンレッド(蘇丹紅)が検出されたことを発表した。

この中国産の発ガン性物質入りの唐辛子粉(1袋で約8キロ)は、台湾の食品企業によって、すでに市場に出てしまったスナック菓子「蝦味先(香辣口味)」などの製造に使用されていたことが分かっている。

台湾当局は、同スナック菓子の店頭からの撤去や、消費者に対するリコールの呼びかけなど、対応に追われた。

▶ 続きを読む
関連記事
TSMCの2ナノ製造プロセスに関する機密情報が不正に持ち出された事件で、台湾裁判所は4月27日、元技術者ら4人に有罪判決を言い渡した。元技術者には懲役10年が言い渡され、東京エレクトロンの台湾法人にも罰金1億5千万台湾ドルが科された
台湾のシンポジウムで専門家らは、イラン情勢はウクライナより広範な地政学的影響を持つと指摘。米国の戦略重心は中東からインド太平洋へ移行しつつあり、台湾には非対称戦略とエネルギー強靭性の強化が不可欠だと強調した
台湾の頼清徳総統は22日にアフリカのエスワティニを訪問する予定だったが、出発前に日程の取り消しを発表した。航路が通過する他の3か国が、中国共産党(中共)の圧力を受けて飛行許可を撤回したためだ。
台湾の頼清徳総統が4月22日から予定していたアフリカ南部エスワティニへの公式訪問が、中国共産党(中共)からの圧力を受けた経由国による飛行許可の取り消しを受け、急きょ見合わせとなった。頼総統は、外部からの妨害によって台湾の姿勢が変わることはないと反発している
香港政府が、香港紙「アップルデイリー」創業者の黎智英氏を巡り、国家安全犯罪に関連するとする資産の没収を高等裁判所に申請していたことが明らかになった。対象額は少なくとも1億2700万香港ドル(約24億4千万円)で、7月8日に審理が行われる見通しだ