洗浄水の交換は1日1回 潜入取材で暴かれた「食器洗浄工場」の闇 =中国
このほど、湖南省の省都・長沙市にある飲食店向けの食器洗浄・消毒サービスを提供する会社の「闇」が中国メディアの潜入取材で暴かれ、消毒食器がもたらす健康被害に懸念の声が広がっている。
中国では、飲食店が提供するお椀や皿、箸などの食器を食事客自らお湯ですすぐことが「常識」である。そうする理由は当然ながら、「きれいに洗えているか、信用できないから」である。
なかには、ビニールシートで包まれた「洗浄・消毒済みの食器セット」を出す飲食店があり、包装には「消毒食器」「洗浄済み食器、二度洗い不要(精洗餐具无需再次清洗)などの文字が印刷されている。「消毒済」「二度洗い不要」などの文字をみて、安心してそのまま使用する人は少なくない。
関連記事
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
11月27日、昆明市洛羊鎮の鉄道駅構内で、試験列車が施工作業員と衝突する事故が発生した。公式発表によれば、この事故で11人が死亡し、2人が負傷した
日本人学校を標的とした暴力的なメッセージは、最近の攻撃と国家主義的な言説の高まりを受けて、日本政府が国民に警戒を呼びかけている