「瞑婚」が産業化? 自殺後に「瞑婚」させられたインフルエンサー「果任兒」さん。画像(左)生前の写真。画像(右)は瞑婚の儀式で飾られた「果任兒」さんそっくりの女性の写真。(SNSより)
自殺後に「瞑婚」させられたインフルエンサー

死後に遺体を売られる「瞑婚」中国事情

冥婚(めいこん)とは、生きている者と死者、あるいは死者同士が結婚すること。中華圏をはじめとする一部の国にかつて存在した文化であるが、一部の国や地域では、未だにこの風習が残っている。

 

生前は中国版TikTok「抖音(ドウイン)」で1万9千のフォロワーを抱えたインフルエンサー果任兒さん(25歳女性、中国山西省)。自撮りや幼い子どもの世話をする動画をSNSに投稿してきた彼女は、8月の初めに自殺した。

▶ 続きを読む
関連記事
裁判所による清算手続きが完了し、上海半導体器件研究所の法人資格がまもなく抹消される。業界関係者は、同研究所の終結は単なる個別事例ではなく、中国における半導体研究体制の全面的な縮小が続いていることを示すと指摘。
中国・蘇州市で最近開催された警察署のオープンデーで、1人の女性警官がバイクを運転中に複数の子供を誤ってはねる事故が発生した。その後の彼女の対応が不快感を呼び、インターネット上で強い非難が広がっている。
2か月経っても沈まない波紋。中国俳優・于朦朧事件、国家権力の闇を追う連載、始まります。
また今度も「雨のせい」にされるのか? 雲南の高速道路が開通3年で「雨が降って」バラバラに崩壊。当局は「自然災害」と釈明。 市民は「どうせ手抜き工事」と冷笑。何度壊れても、直らないのは体制そのものだ。
山東省で腹痛を訴えた10歳男児が病院で手術後、胃や膵臓など6つの臓器が切除された。家族は2年間真相を追求しているが、満足な説明や十分な補償は得られていない。