イメージ画像。 (Kevin Frayer/Getty Images)
1都市だけで40匹以上のペット犬が毒殺される

ヒトに対する無差別殺傷だけじゃない 動物も被害に 邪気が充満する中国社会

社会報復を目的とした無差別殺傷事件が相次ぐ中国では、犬などの動物も「社会報復」の標的にしたのか、毒を盛られて大量死する事態が起きている。

広東省広州市から、「飼い犬が毒殺された」とする訴えがSNSに殺到している。

ある飼い主によると、8日午前、飼い犬を地元の公園「荔湾区周門石桂里広場」芝生の上で遊ばせた後、嘔吐をし始め、それから興奮状態になり、失禁までし始めた。病院連れて行くと「中毒」と言われ、そのまま亡くなったという。同じ日に少なくとも4匹の犬と1匹の猫も同様に中毒死している、いずれも同じ芝生で遊んでいたという。

▶ 続きを読む
関連記事
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
11月27日、昆明市洛羊鎮の鉄道駅構内で、試験列車が施工作業員と衝突する事故が発生した。公式発表によれば、この事故で11人が死亡し、2人が負傷した
日本人学校を標的とした暴力的なメッセージは、最近の攻撃と国家主義的な言説の高まりを受けて、日本政府が国民に警戒を呼びかけている