中共海軍の航空母艦「遼寧」が、中国東部山東省青島近海で行われた中国人民解放軍海軍創設70周年記念の観艦式に参加し、艦の甲板上で戦闘機の近くに立つ水兵たち(Mark Schiefelbein/AFP via Getty Images)

「休暇シーズンの戦略」 中国新型航空機が明かす意図と技術力

中国の航空業界は2023年12月26日、既存の第5世代戦闘機「J-20」とは異なる新型ステルス戦闘機に似た機体を公開し、国際的な議論を引き起こした。

その後、尾翼のない2種類の機体の写真がソーシャルメディア上で拡散され、飛行試験が行われているとみられている。しかし、データ不足や軍事機密の性質から、これらが第6世代戦闘機に該当するかどうかについては専門家の間で慎重な見解を示している。

2024年のアメリカ防総省の中国の軍事動向に関する報告書によると、中国軍(PLA)は超音速中・長距離ステルス爆撃機と並行して、亜音速(音速よりも遅い速度)の戦略爆撃機「H-20」の開発中に取り組んでいる。この新しいデザインは、冷戦時代のアメリカ「F-111」やソ連「Su-24」を彷彿とさせるものの、現代のステルス技術が組み込まれている可能性が高い。

▶ 続きを読む
関連記事
歴史や先人の歩みを学ぶ意義は、単なる知識の蓄積ではなく、時代の波に流されない「生き方の基準」を得ることにあります。目先の富や権力に惑わされず、人として大切な誇りと真の豊かさを取り戻すための指針です
「自分より劣る者と友になるな」——『論語』の有名な一節に抱く違和感の正体とは?従来の解釈を鮮やかに覆し、孔子が本当に伝えたかった「君子の心得」を紐解きます。第一章との意外な繋がりに、学びの常識が変わります
米国各地の都市や町が、電力を大量に消費するデータセンターへの対応に苦慮する中、中国共産党(中共)政権はこの問題を利用して分断を煽っている。
ファウチ氏をめぐるNIHの大量の内部資料が公開された。ランド・ポール上院議員による資料公開や公聴会、コロナ禍で失われた政府・科学界・メディアへの信頼を、筆者が振り返る
米海軍は、小型で頑丈、かつ重武装の水上戦闘艦を切実に必要としている。過去30年間、信頼できる小型水上戦闘艦の開発に失敗し続けてきたことが、ホルムズ海峡の狭い海域でイランが米海軍を苦しめてきた背景を物語っている