フジ・メディア・ホールディングス(shutterstock)

米投資ファンドがフジ親会社に経営改革要求 日枝相談役の辞任迫る

アメリカの投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」はフジテレビの親会社であるフジ・メディア・ホールディングス(HD)に対し、日枝久取締役相談役(87)の辞任を求める書簡を送付した。2025年2月4日、同ファンドのウェブサイト上で発表した。同ファンドは「40年近く続く経営陣の独裁的支配が企業統治の欠陥を生んだ」と批判している。

「ダルトン・インベストメンツ」はフジ・メディアHDの株式を7%以上保有する「物言う株主」として知られる。今回の書簡で「港浩一前社長と嘉納修治前会長の辞任だけでは不十分」と指摘し、「スポンサーと視聴者の信頼回復には日枝氏の退任が不可欠」と主張した。

問題の発端は2024年12月、元タレントの中居正広氏(52)の女性トラブル報道に端を発したフジテレビの対応不備にある。同社は当初「社員関与なし」と説明したが、情報開示の遅れや記者会見の不手際が批判を招き、主要スポンサー20社以上がCM撤退に踏み切った。

▶ 続きを読む
関連記事
少子化と未婚化が進む日本社会の現状をデータから読み解き、個人の自由や多様性の裏で薄れゆく「家族」という根源的な絆の重要性と、現代人が抱える深刻な孤独の本質を東洋の知恵を交えて問い直す論説
福岡県の住宅地で6月26日夜、突然地面が陥没し、長さ約9メートル、深さ約6メートルの巨大な陥没穴が出現した。住宅の車庫が丸ごと沈下し、周辺住民は緊急避難した。
2018年、川崎栄子さんら脱北者5人が北朝鮮政府を相手取り訴訟を起こした。今年1月26日、東京地裁は北朝鮮の不法行為を認め、原告1人につき2200万円の賠償を命じる判決を下した。川崎さんが北朝鮮で体験した地獄のような生活とはどのようなものだったのか
高度専門職資格で合法滞在していた国際犯罪組織「プリンス・グループ」最高幹部の逮捕から、善意に基づく日本の在留・行政制度の脆弱性と、欧米に比べ遅れる国際的な安全保障・情報連携の課題を突く論説
台風7号と台風8号が相次いで日本に接近している。関東甲信では6月27日にかけて大雨や暴風、高波への警戒が必要で、JALとANAでは欠航が相次ぎ、約1万7千人に影響が出ている