2022年5月、ドイツ北中部に位置するフォルクスワーゲンの部品工場では、作業員たちがリチウム、ニッケル、コバルトなどの貴重な原材料を回収するために、バッテリーモジュールの取り出しを試みている(Photo by John MACDOUGALL / AFP)

電気自動車が残した大量の廃棄リチウム電池 新たな汚染源になる可能性

近年、電気自動車(EV)や関連する「グリーンエネルギー」産業が急速に発展しているが、EVは大量のリチウム電池を必要とするだけでなく、大量のバッテリーの廃棄物や有害物質も生み出している。

「グリーンエネルギー」を力強く推進するため、欧州連合(EU)は2022年にある計画を策定し、2035年以降にEU域内で販売されるすべての新車および小型商用車が二酸化炭素を排出してはならないと定めた。つまり、2035年以降、化石燃料を使用する車の販売が禁止されることになる。この規制により、欧米の自動車メーカーは厳しい環境規制に対応するため、新エネルギー車の開発を迫られている。

しかし、これらの電気自動車に使用されているリチウム電池が徐々に老化・劣化するにつれて、質の低い電気自動車が大量に廃棄されるようになり、これらの廃棄されたリチウム電池をどのように処理するかが、人々にとって大きな悩みの種となっている。

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