現代のリーダーに必要な古訓とは? (Shutterstock)

乱世の時代 現代のリーダーはいかにあるべきか 古訓から見い出す希望

今日の世界は、経済が動揺し、倫理が崩壊し、価値観が歪んでいる。指導者は不安に駆られ、企業家は途方に暮れ、一般の人々も心に焦燥と恐怖を抱えている。  

確かに、技術は進歩し、物質は豊かになったが、人の心は欲望の罠に落ち込んだかのようだ。誰もが効率、利益、支配、達成を追い求め、自己中心的で冷淡になり、競争と不安に満ち、片時も安らぎがない。

迷いの中で人々は目覚め始めている。これは自滅への道だ。乱世の中、人々は古の教えを思い出し、道徳の復興を渇望している。上に立つ者には、先人たちのように「自分のためでなく、民のために尽くす」覚悟が求められ、国家や企業を困難から導き出すことが望まれている。

▶ 続きを読む
関連記事
論語を読み解く鍵があるとすれば、それは何だと思いますか? 本書は『学而篇』第六章を通じ、「学びて時にこれを習う」の「習=実践」こそが全書の綱領であると提示。知識偏重を戒め、徳行という根を育む修身の本質に迫ります
世界一の長寿企業国・日本。創業1400年の金剛組や500年のとらやなど、300年を超える老舗には利益よりも大切な「家訓」があった。時代が変わっても揺らぐことのない東洋の道徳観「義」の精神と経営の真髄に迫る
米国防総省は調達制度を刷新し、低コスト・大量生産のドローン戦略へ転換。「ガントレット」試験により企業を実戦環境で即時選抜し、迅速配備と技術更新を実現する
ウクライナ軍のドローン主導戦術が、ロシアの大規模装甲攻勢を撃退。低コスト兵器が高価な戦車を無力化し、戦場の構造と戦術を根本から変えつつある
パナソニック創業者・松下幸之助が掲げた「水道哲学」と儒教の「仁」の思想の響き合いを描いた一文。モノづくりを通じて人々の生活を支え、社員の人格を育んだ希代の経営者の哲学と、その真意に迫る