「ミンチ機」の内部でうごめく大量のウジ虫と「食品安全模範校」の外観。(スクリーンショット)
──名ばかり優良校の食堂裏側

中国・浙江省の小学校食堂のミンチ機に「大量の虫」【動画あり】

中国・浙江省の小学校で、再び食品衛生の惨状が露呈した。

5月23日、余姚市の公立「姚北実験学校」の食堂で、調理機器の「ミンチ機」内部に大量のウジ虫が湧いている動画がSNSに投稿され、ただでさえ揺らいでいた食品安全への信頼がさらに崩れ去った。

皮肉なことに、ウジ虫が湧いていた学校は「省A級食堂」「省食品安全模範校」といった栄誉ある称号を得ていた、いわば「安心校」だったのだが……。

▶ 続きを読む
関連記事
中国経済悪化の中、若者たちは失業や収入減、生活苦に直面している。駅で野宿する人も多く、就職も困難。中国共産党発表とは対照的に、現場の実態はより深刻だと語られる
中共政府の注意喚起後も日本行きフライトは満席が続き、多くの中国人旅行者が通常通り渡航している​
中国の第3四半期直接投資は前期比51%減。多国籍企業の撤退が加速し、経済の先行き不透明感が深刻化している。
現役上将の約4割が軍紀委調査対象となり、軍事法廷への移送が進行。忠誠審査と権力集中が軍内部で加速し、制度的粛清へと展開している。
四中全会を前後し、軍の張又侠派と習近平が台湾方針を巡り激しく対立。大規模粛清が続き、両派の対抗が深まり、軍内権力図も変化している。