抗議現場の様子。2025年8月5日、中国四川省江油市にて。(スクリーンショット)
少女への残虐な暴行が火種に

中国四川省で民衆が怒りの蜂起 政府前で数千人が抗議【動画あり】

いま、中国で「江油事件」が大きな話題となっている。四川省・江油市で少女への暴行事件が発覚し、それをきっかけに数千人の市民が抗議に立ち上がった。当局はこれを暴力的に鎮圧し、現地では流血の事態に。ネット上では厳格な情報封鎖が敷かれ、事態の深刻さが一層浮き彫りになっている。

事件が発生したのは7月下旬。14歳の少女が建設中の建物に連れ込まれ、衣服を脱がされ、罵倒されながら集団暴行を受ける様子が撮影された。この動画を加害者側がネット上に投稿したことで世間の怒りが沸騰している。

 

▶ 続きを読む
関連記事
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。
白タク急増で10時間走っても赤字? 中国・東北でタクシーが一斉スト。追い詰められた運転手たちの町で何が起きているのか
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
日本維新の会の石平参院議員は4日、自民党の麻生太郎副総裁が「(高市首相は)中国からいろいろ言われているが、言われるぐらいでちょうどいい」と発言したことについて、「むしろ、中国から文句の一つも言われない日本の指導者の方が要注意であろう」と同意した