集会の様子。2025年8月31日、カナダ・バンクーバー。(映像よりスクリーンショット)
記憶の伝承と「沈黙しない」誓い

「忘れない、許さない」 香港「太子駅襲撃事件」から6年 カナダで追悼集会【動画あり】 

香港で起きた「太子駅襲撃事件」から6年を迎えた8月31日、カナダ・バンクーバーで事件の追悼集会が開かれた。

2019年当日、香港・九竜地区の地下鉄、太子(プリンス・エドワード)駅構内に暴動鎮圧用の警察部隊が突入し、市民を無差別攻撃。医療関係者の救助も妨害されたこの事件は、香港民主運動の転換点として記憶されている。しかし香港警察はいまだに詳細を明らかにせず、犠牲者数や真相は不透明なままである。

 

▶ 続きを読む
関連記事
物議を醸している英ロンドンにある中共の「メガ大使館」計画が、3度目の延期となった。イギリス政府は12月2日、この計画の審査期限を来年1月20日まで延長すると発表し、国家安全保障上の懸念が一段と高まっていることを理由に挙げた
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。
米下院が社会主義体制の弊害を非難する中、中国共産党からの離脱「三退」は4億5500万人を突破。宗教弾圧や権力集中への国際的懸念が強まる一方、中国社会では静かな体制離れが広がっている
中国共産党が世界的な規模で拡張を続ける野心と、それに伴う国際安全保障上の脅威が懸念される中、多くの国々が戦略の見直しを加速させている
中国欧州連合商工会議所(EU商工会議所・中国)が1日に発表した調査で、中国共産党政権による輸出規制が欧州企業の調達戦略に影響を与え、中国依存からの分散を進める動きを促していることがわかった。影響はサプライチェーンや納期、収益にも及んでいるという